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元日本語教師が教える、良いオンライン英会話講師の見分け方

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↑なんかメキシコのほかの日本語学校に遊びにいったときに撮った写真。

何やってんだ。

 

最近、仕事のためにいろんなオンライン英会話の体験授業を受けまくっている。

 

これがとっても楽しい。

こんな気軽にレッスンが受けられるなら、もう英会話学校に行く必要、なくなっちゃう。

オンライン英会話のおすすめポイント

 

オンライン英会話が「便利だな~」と思うポイント。

・登録が意外とカンタン

・写真つきのリストから講師が選べる(出身国や専門で検索も可)

・ 1レッスン25分からと、毎日でも続けやすい時間設定

・25分で完結するテキストが用意されている

・月額5000円とかで受けられる。おーまいがー

 

昔はネットで英会話といえば「センセイドットコム」で近所の外国人を探し、カフェでだらだらフリートークとか、そんな感じだった。

トラブルにならない相手を探すのにまず時間がかかったし、交通費、カフェ代など何かとお金がかかる。

オンライン英会話はそのへんのめんどくさい課題をすべてクリアー。

なんだか想像していたよりもずっと簡単で、システマティックだった。

 

サービス内容よりも大事なこと

 

私が体験レッスンを受けたのは次の3つ。

 ・DMM英会話(2回・フィリピン人講師、セルビア人講師)

レアジョブ(1回・フィリピン人講師)

ワールドトーク(1回・日本人バイリンガル講師)

 

どこもわかりやすいサイトを作っていて、予約からレッスンまでの流れもスムーズ。

正直、料金やテキスト、コース内容などは、実際に見て自分に合うところを選べばいいと思う。

 

ここまでどこのサービスもハイレベルだと、あとはどこで受けるかより、誰に習うかが問題になってくる。

 

いい語学教師はこんな人

 

私は2年間、メキシコで日本語教師をしていた。

 

私自身は、ほとんど語学学校に通ったことがない。

単純にお金がなかったので、家でテキストを丸暗記して、英語もスペイン語も勉強した。

 

しかし日本語教師になり、ほかの先生の授業も見学する中で、教えるのがうまい先生に当たると学生は上達すると知った。

 

私が思う良い語学教師とは、こんな人だ。

 ・対象の言語だけで説明してくれる

・学生が初心者でも、たくさん話を引き出せる(自分ばかり喋らない)

・学生が間違っても根気強く聞き、途中でさえぎらない

・質問の仕方がうまく、沈黙を作らない

・主に学生のわかる語彙だけを使い、聞き取れるギリギリのスピードで話す

・オリジナルの教材を用意している

 

語学の授業において、主役は学生だ。

どんなに学生が受身でも、教師は答えやすく、かつ興味を持ちそうな質問をして発言を引き出さなければならない。

 

英語の授業なのに日本語で説明したりするのは、学生のためにならない。

超初心者だったり、英語だけの授業にストレスを感じている場合は別だが、語学のレッスンで学生の母国語を使いすぎるのは、学生のためではなく教師が楽だから

 

経験豊かな教師は、英語だけでも相手のレベルに合わせた説明ができる。

 

では具体的にどんな教師はダメなのか、オンライン英会話の体験レッスンを元に説明する。

 ※ちなみにダメな英会話講師がいるからといってそこのサービスがダメとは限らない。要は合う人を見つけることが大事、というのを前提にして読んでほしい。

 

ちょっとゆっくりすぎな~い?な先生

 

レアジョブの初回レッスンは、レベルチェックとテキストを使った体験レッスンのセットだった。

 私はフリートークしたい方なので、流れがガチガチに決まっている授業は苦手。でも、オンライン英会話が全く初めてという人には、むしろ安心だと思う。

 

レベルチェックなので、先生は非常にわかりやすく、ゆっくり喋ってくれた。

私のレベルは、10段階中6。中級レベルだ。

そのまま中上級のテキストを使った体験レッスンが始まった。

 

ここで気になったのが、講師が話すスピード。

最初の非常にゆっくりから、全くスピードアップしてくれない。

英語の一言一句がはっきり聞こえ、違和感を感じる。

 

レベルチェックが終わるまでなら理解できる。しかしすでに10分以上喋っていて、先生の話す速度より私の話す速度の方が速いぐらいだ。

 これではリスニングが上達する気がしない。ネイティブは決してこんなにはっきり・ゆっくり話してはくれないから。

 

かといってこちらのレベルを全く考えず、早口でまくし立てられても困る。

「学生が聞き取れるギリギリのスピードで話す」、これだけでも経験が必要なのだ。

 

上達したいなら、学生に優しすぎる先生でもダメ、ということ。

 

www.rarejob.com

 

ちょっとアナタ、喋りすぎじゃな~い?な先生

 

ワールドトークは日本人のバイリンガル講師が多いことを売りにしている。

確かに、わからないときに日本語で質問できる先生というのは安心感がある…と、思う。

 

私は語学の授業に母国語を持ち込まない派(特に初中級以上は)だけど、そこは人それぞれ。

いっちょどんな感じか受けてみようと、国外在住の講師を選んで体験スタート。

 

確かに日本人相手だと話しやすい。理由はいくつかある。

・発音が聞き取りやすい

・出身地など、話題に共通点を見出しやすい

・こちらがどんなにカタカナ発音をしてもわかってくれる

・みなまで言わなくても「空気を読んで」わかってくれる

 

しかしこの「話しやすさ」が災いしたのか、講師が日本人に飢えていたのか、体験レッスンの25分間、相手がずっと喋りっぱなしだった

これ、マンツーマンで一番アカンやつ。

聞く練習だけなら、CDがあればひとりで出来る。

わざわざ講師にお金を払うのは、こっちが話す練習をするためなのに。

 

講師は熱心だしいい人だったけど、経験不足を感じた。

これはワールドトークのシステムにも問題があると思う。

多くのオンライン英会話は定額で先生を選び放題だが(DMM英会話はネイティブを選ぶときのみオプション登録が必要)、ワールドトークはポイント制。

 

体験レッスンでは650ポイントが与えられる。

しかし、経験豊富だったり人気だったりする講師は1000ポイントを越える人もいて、無料ではレッスンが受けられない。

おのずと、経験不足の安い講師を選ぶことになる。しかも1回しかレッスンが受けられないとなると(フィリピン人講師は安いので2回受けられる場合も)、当たり外れで印象が決まってしまうので、なかなか有料会員になる勇気が出ない。

 

まあ、私としては「どうしても外国人と話すのは緊張する」という人だけ日本人講師のレッスンを受けて、慣れたら外国人講師が多い別のサービスに乗り換えるべきだと思う。

もちろん経験豊富な日本人講師のクラスなら役に立つだろうが、そういう人を選ぶと割高になる印象。

ちなみにワールドトークは日本人講師の在籍数が多いので、選択肢があるという意味ではおすすめ。

www.worldtalk.jp

 

良かった講師はこんな感じだった

 

さて、唯一2回体験レッスンを受けたDMM英会話の講師は、2人とも良かった。

特に2回目のセルビア人講師は素晴らしかったので、同じ「良い先生」でも何が違ったか、ご説明しようと思う。

 

最初に受けたフィリピン人講師の良かった点

 

・発音がきれいだった

・フィリピンの学校でも英語教師をしており、経験豊富である

・フリートークしたいという私の希望にそって、適切な質問を入れつつ話を進めてくれた

・私がわかる範囲のスピードで話してくれ、かつ質問も挟みやすかった

 

フィリピン人は発音が…と気にする人もいるが、DMM英会話は、講師の挨拶が動画で見られる。

いくつか見てみたが、フィリピン人講師のほとんどはきれいな発音だった。

たまに、ちょっと聞き取りづらいな、という人がいるくらい。

ネイティブの方がクセがあるので聞き取りづらい人も多い。

ちなみにレアジョブは講師の99%がフィリピン人。こちらは音声だけ聞けるようになっている。

 

次に受けたセルビア人講師のとても良かった点

 

・質問をして話を引き出すのが上手だった

・フリートークを希望していたが、興味あるジャンルのテキストに誘導してくれた

・オリジナル教材を手元に持っていた

 

セルビア人講師は、少し年上で経験豊富な感じ。

たまたま私が「キッズ英会話はどうやって教えるの?」と質問したら、「こういうイラストを使って…」と、すぐ横にあった見本を見せながら説明してくれた。

 

もしかしたら、私のために教材をスタンバイしていたのかもしれないし、たまたまそこにあったのかもしれない。

どちらにしろ、DMMに与えられたテキストだけでなく、独自の教材を使うこともある人なのだ。

 

さらにフリートークを希望していることを告げると

フリートークは英語のリサイクルのようなもの。新しい言葉を習った方がいいから、話したいトピックに合ったテキストを使いましょう」

と、DMMのテキスト一覧をリンクで送ってくれ、その中から私が興味のあるトピックを選び、レッスンを受けることができた。

 

ただの体験レッスンなので、だらだら会話を続けることだって出来たはず。

しかしその講師は、「私が何をしたいか」より「どうすれば上達するか」に視点を置いて進めてくれたのである。

 

私の「英語でいろいろ話したい」という顕在ニーズより、「少しでも上達したい」という潜在ニーズを読み取り、さらには「体験だからどういうレッスンがあるのかよくわからない」という事情も汲んで、先回りしてくれた。

 

このレッスンが一番、終わったあと満足感があったし、もし有料会員になっても引き続き教えてもらいたいな~、と思った。

 

eikaiwa.dmm.com

 

要は自分に合う先生かどうか

 

ここまで書いといてナンだが、私が一番「わあ、この先生、いい…!」と思ったのは、オンラインスペイン語会話の先生である。

レッスン開始後、自己紹介もそこそこに

「あなたは何が勉強したいの?会話?文法?」

「文法です」

「文法のどの部分?」

「えっと接続法…」

「じゃ、始めましょ」

と、テキストもないのに「私がテキストよ」と言わんばかりにどんどん例文を投げてくれ、会話練習が進む。間違ったら即訂正が入る。

正しい文がバンバンチャットで送られてきて

「はい、読んで」

25分でめっちゃ勉強した気になった。

(使ったのはコレ)

spanish-online.jp

 

そう考えると、私が出会ったオンライン英会話講師はみんな優しすぎた。

きっと日本人の心が折れやすいことを知っているのだろう。

 

しかし、私は折れない。もっと鍛えて欲しい。

 

というわけで、最初は面倒でもいろんな講師を試して、自分に合う人を見つける方が上達します。

もちろん予習、復習しないと定着はしないけど、先に良い先生を見つけといて「その先生と話すために」勉強するのだっていいじゃないですか。

 

先生がイケメンなら、なお良しですよね!!

がんばってくださいね!!!